呼吸音聴診体験は、看護師がストローや風船を使って工作して、気道が狭くなった場合にどういう音の違いがあるかを聞き比べました。シミュレーターから正常音、捻髪音、水泡音、笛声音、いびき音など様々な疾患の呼吸音を出して、聴診器で聞き分ける体験をしました。看護師から「どこから異常が出ている?」「正常音とどう違う?」などの質問もあり、とても真剣に聞き比べていました。



吸引体験は、手順を学んだ後、機器を使用してシミュレーターに口と鼻からカテーテルを挿入し、模擬痰を吸引する体験をしました。カテーテルを慎重に動かし、吸引ができると拍手が起こり、とても和やかな雰囲気になりました。
看護技術を学び、体験した事が看護学生さんにとって、貴重な経験となり、モチベーションも上がり充実した時間になったようです。
昼食交流は、試験や実習、学生さんのバイトなどの話題で終始会話が弾み看護師と学生さんの交流ができました。



<学生の感想>
・学内演習では正常音しか知りませんでした。異常音の違いがわかってよかったです。
・病院で臨床に近い技術を現役の方に教えて頂くことは、大変身になりました。将来に繋がります。
・症例報告の終末期の現場で、患者さんの思いをつなげて看護する様子が印象に残りました。