医療福祉相談室の永野ソーシャルワーカーを講師に迎え、「生活保護」について学習しました。生活保護の現状や受給要件、生活保護費の算出方法など、より専門的な内容を学習しました。
事例の中でも「生活保護受給できる条件を満たしており、福祉事務所に3回相談したのにもかかわらず、生活保護が受けられなかった為に認知症の母親を殺害し、自殺を図った男性」の事例が学生さんは心に残ったようです。
一番患者さんのそばにいる看護師がいち早く患者さんの見えないSOSに気付くためにも今回の学習は有意義だったと思います。学習したことをまとめて8月のDANSで発表できるようにしていきたいです。



《学生さんの感想》
・生活保護を受ける為の審査の時に、しっかりと受給者の生活背景をみられていないことに原因があると感じました。
・事例はとても分かりやすく、心に残しておきたいと思いました。
・事例を聞いていて心が苦しくなるばかりでした。
・本当に生活できない人が、保護を受給できず、苦しんでいる人がいるのは、胸が痛いと感じました。